栄光一途 雫井修介
柔道界のドーピング問題の話。
主人公の取り組む問題の大きさに比べて、全体的にそこはかとなく地味な雰囲気が漂うものの、とても読みやすい作品でした。
作品解説でもアマゾンレビューでも多くの方が柔道の対戦シーンが秀逸との感想を抱いているようですが、私にはそうは思えませんでした。格闘技に全くといっていいほど触れたことがないので状況の想像がちょっとめんどくさくて。。
しかし柔道についての知識がなくても充分楽しめる小説です。
最後に明かされる事実は、かなり意外でした。重圧に耐えかねて心を病んでしまったのでしょうか。
あと、かなり的を得ているけどやはり地味なタイトル。作者のネームバリュー抜きで書棚に並んでいたら、私は手には取りにくいかもしれません。
☆4
theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌